このホームページは、私が東京都の一職員として地方自治の実務に携わる傍ら、海外研修その他さまざまなきっかけの積み重ねを通してスウェーデンに関心を深め、多くの方々のご支援をいただきながら読み込んだ、実務に関連する地方自治の分野を中心としたスウェーデンの文献、法律を紹介するものです。
このように続けてこられたのも、海外研修に際して、またその後も公私にわたりご指導をいただいた都庁の大先輩故横田清さん、スウェーデンの地方自治への関心をより深めるきっかけとなった「地方民主主義の発展のために」の翻訳の機会を作ってくださった横浜市立大学の大川武教授（当時）、「１９９１年地方自治法」、及び「地方における民主主義の実験」の訳を詳細にわたりご指導いただいた大東文化大学の穴見教授と、そのときどきにご指導をいただける方を身近に得られたことに負うことが大きく、またそれを大変幸せに思います。
いまだ、道半ばで、未熟な部分を多く含みますが、広くご活用いただけるように、あえて公開します。お気づきの点があれば、ぜひご一報ください。
なお、転載、引用は自由ですがその際はお断りを入れていただけるようにお願いいたします。 (２００４年１２月）
2015年10月 復刻
当初のホームページは、ホームページビルダ 7 で作成したものです。いつの時点においてか、またいかなる原因に依るか不明ですが、WEB上に表示されなくなってしまいました。また、パソコンの入れ替えや資料整理などの際に私のミスにより元となるファイルを削除、廃棄などしてしまったことが重なり、長らく放置する事態が続いていました。
こんな折、以前のホームページをご覧いただいた方から、お問い合わせをいただくことがあり、今般再開することとなったものです。
＊ 1991年地方自治法
（２００３年改正法）
＊1977年地方自治法
＊地方民主主義の発展のために_地方自治審議会最終答申.
＊ 住民投票法
＊ロードプライシング―環境問題緩和の一助たりうるか（スウェーデン環境保全省報告書）
東京都職員研修所『環境と共生した自動車社会を目指して』1997.3
略歴
1971年3月 東京大学教養学部教養学科卒業
1971年4月 東京都庁入都
衛生局、福祉局等に勤務
1983年10月 墨田区厚生部福祉保健センター開設準備室長
以後、清掃局、衛生局、総務局、収用委員会事務局、地方労働委員会事務局に勤務
2004年3月 東京都庁退職
2004年7月 行政書士登録
2001年4月 大東文化大学国際比較政治研究所客員研究員
その他の発表論文等
＊「医療に関する苦情処理制度について―スウェーデンの苦情処理委員会―」 社会保障研究所>海外社会保障情報<No65,Apr.1984
＊「英国における医療に関する苦情処理制度について」 社会保障研究所,『海外社会保障情報』No68,Sep.1984, 1984.9
＊「家庭政策の現状と今後の方向」（家庭政策研究会） 健康保険組合連合会,『国際社会保障研究』 No35,Mar.1985, 1985.3
＊「英国ピータボロ市における在宅入院（＝Ｈｏｓｐｉｔａｌ Ａｔ Ｈｏｍｅ）の新しい試み」 社会保障研究所,『海外社会保障情報』No74,Sep.1986, 1986.4
＊「経済的視座からみた高齢者介護のあり方 ―ＷＨＯ報告書―」 （上）、（下） 社会保障研究所『海外社会保障情報』No90,Spr.1990, No91, Sum.1990,
＊「北欧の地方分権改革―福祉国家におけるフリーコミューン実験」 訳：大和田健太郎（朝日新聞）、小原亜生、廣田全男（横浜市大） 日本評論社,1995.8
＊「東京における交通需要抑制策導入の方向性について」 市政調査会『都市問題』第88巻第10号,1997.10
＊ [政策研究と自前のシンクタンク] ぎょうせい「分権時代の自治体職員2政策開発 調査・立案・調整の能力」佐々木信夫編，1998.4
＊「ごみ、リサイクルの政策的試みー東京都多摩地域の事例」 ぎょうせい，「分権時代の自治体職員2 政策開発 調査・立案・調整の能力」佐々木信夫編，1998.4